日常生活に取り入れられる防災知識や、便利な防災グッズに関する情報を発信し、持続可能な日常防災の意識を啓発することを目的とした防災情報ページです
地震に備えて自宅の安全確認
2015年11月14日
案外忘れられているのが、これ、自宅の安全確認です。
ポイントは2つ。
1、自宅の建っている地盤は大丈夫か?
2、自宅の耐震性は大丈夫か?
さて、1については郷土史を調べ、過去の災害から地盤の特性を把握しておきましょう。
地名に水に因んだ町名が付いているときは、一応注意が必要です。
次に2については、1981年(昭和56年)6月以降の建築確認の物件であれば、一応震度6から7程度の地震では人命の被害に至る倒壊等は防げると言われます。
ただ、盲点はシロアリです。筆者の経験でも新潟県中越沖地震で、柏崎の実家の土蔵が倒壊しました。見るからに太い柱で頼もしく建っていた2棟の土蔵は、あっけなく全壊しました(写真参照)。倒れてみると、外からは気づかなかったシロアリの被害が進んでいたのです。幸い人的被害はありませんでした。
気象庁が定めた震度階級と、揺れ等の状況がまとめられています。地震が起きたら、あわてず、まず身の安全を確保しましょう。
防災における自助の強化とA4シェルター・タフシリーズの選択方法
① 従業員の安全に大きな責任を負う業態
・屋外での移動時間の長い外回りの営業社員や顧客訪問員を恒常的に 多く稼働させている事業体
・タクシー運転手・配送運転手等常に自助の危機対応を迫られる労働者を持つ事業体
・大きな社屋に社員が大勢集積している会社は、通勤を含め災害時の安全確保に責任を負うと考えます。
・学校も登下校の通学時を含め、生徒の安全に関心を持つ責任があります。
② 顧客の安全に大きな責任を負う業態
・ホテル等宿泊施設
・映画館、劇場等(顧客が密集して座っており、横に逃げようにも事実上通路がない)
・駅(ラッシュ時といわず、不特定の人で常に混雑している)
・テーマパーク等(屋内アミューズメント施設では、地震による落下物が想定される)
"上記①②共に、人命を守るためには初期避難行動をサポートすることが大切であり、自助あってこそ共助・公助が効率的に機能するという視点が求められます。"