(公財)日本防炎協会が公表している防災頭巾の衝撃吸収性能基準では、試験体をかぶせた金属製人頭模型に5kg の鉄製ストライカーを10cm の高さから落下させたとき、当該人頭模型に加わる衝撃力は9.8kN 以下であることを求めています。
A4 シェルター・タフを(一財)日本車両検査協会で試験した結果は、同条件でストライカーの高さのみ6 倍の60cm に上げて落下させた実験値はピーク6.4kN でした。6 倍の衝撃に対しても基準値9.8kN を34% 下回っており、試験体への外的ダメージも見られませんでした。
尚、防炎(ぼうえん)性能はありません。本品は産業用保護帽の規格品ではありません
最大衝撃を受ける頭頂部を線にしたので、受ける確率が少なくなります。
傾斜部に落下物が当たった場合、力の分解で外に多く逃げます。
頭頂部を前にずれて落下物が当たった場合、笠自体が前に傾斜して力を逃します。
頭頂部を後ろにずれて落下物が当たった場合、笠自体が後ろに傾斜して力を逃します。
笠の稜線の中央部に落下物が当たった場合、笠が変形して衝撃を吸収して、首への負担を軽減します。
※前後は開いてますので、水平方向からの飛来物・突起物にお気をつけください。
※パネルの中央付近に直角に近い方向から衝撃を受けた場合は、頭部との距離が近く、大きな衝撃となりますのでお気をつけください。
かばんやランドセルに入れることができ、携帯しやすいのでいつでも手元に置いておけます。
素材は軽くて強度のあるポリプロピレン(PP)で、耐薬品性・耐熱性が高いのが特長です。
透明な本体は視界が広く、外からも本人確認が容易なので集団行動がしやすいという利点があります。
A4シェルター・タフは、突然の災害でも避難行動の安全性を高めることができる画期的な防災グッズです。
2020年1月14日
2019年2月28日
2018年7月17日
防災における自助の強化とA4シェルター・タフシリーズの選択方法
① 従業員の安全に大きな責任を負う業態
・屋外での移動時間の長い外回りの営業社員や顧客訪問員を恒常的に 多く稼働させている事業体
・タクシー運転手・配送運転手等常に自助の危機対応を迫られる労働者を持つ事業体
・大きな社屋に社員が大勢集積している会社は、通勤を含め災害時の安全確保に責任を負うと考えます。
・学校も登下校の通学時を含め、生徒の安全に関心を持つ責任があります。
② 顧客の安全に大きな責任を負う業態
・ホテル等宿泊施設
・映画館、劇場等(顧客が密集して座っており、横に逃げようにも事実上通路がない)
・駅(ラッシュ時といわず、不特定の人で常に混雑している)
・テーマパーク等(屋内アミューズメント施設では、地震による落下物が想定される)
"上記①②共に、人命を守るためには初期避難行動をサポートすることが大切であり、自助あってこそ共助・公助が効率的に機能するという視点が求められます。"